【2年目以降】Visa Infiniteを持ち続ける価値は?年会費99,000円を利用額から考えてみた
Visa Infiniteを使い始めて最初に気になるのは、入会時のキャンペーンだけではありません。
むしろ、長く使うつもりなら重要なのは、
「2年目以降も、このカードを持ち続ける価値があるのか?」
という点ではないでしょうか。
三井住友カード Visa Infiniteの年会費は99,000円(税込)。
初年度は新規入会&利用特典がありますが、2年目からはその特典がなくなります。
そこでこの記事では、私自身がVisa Infiniteを使う中で気になった「継続する場合の損益分岐点」を、年間のカード利用額とSBI証券のクレカ積立という2つの視点から整理してみます。
なお、以下の計算は2026年9月時点で確認できる条件をもとにしたものです。特典や還元条件は変更される可能性があります。
2年目以降は「年会費99,000円」をどう考えるか
Visa Infiniteの年会費は99,000円です。
2年目以降は、単純にこの金額を固定費として考えるのではなく、
- 通常のカード利用で得られるポイント
- 年間利用額に応じた継続&利用特典
- 三井住友カードつみたて投資によるポイント
を分けて考える必要があります。
Visa Infiniteは通常、100円(税込)の利用につき1ポイントが付与されます。
また、前年の年間利用額が400万円以上になると40,000ポイント、700万円以上になると110,000ポイントの継続&利用特典があります。
ここで注意したいのが、クレカ積立の金額は継続&利用特典の年間利用額には含まれないという点です。
つまり、
「SBI証券で年間120万円積み立てているから、年間利用額700万円まであと580万円」
という計算にはなりません。
カードの利用額とクレカ積立は、別々に考える必要があります。
カード利用だけで考えた場合の損益分岐点
まずはSBI証券のクレカ積立を考えず、カード決済だけで年会費99,000円をどこまでカバーできるのか計算してみます。
Visa Infiniteでは、年間400万円以上の利用で40,000ポイント、700万円以上の利用で110,000ポイントの継続&利用特典があります。
通常ポイントと合わせると、次のようになります。
【ここに「カード利用だけの場合」のHTML表①を挿入】
| 年間カード利用額 | 通常ポイント | 継続&利用特典 | 合計 | 年会費との差額 |
|---|---|---|---|---|
| 400万円 | 40,000pt | 40,000pt | 80,000pt | ▲19,000円相当 |
| 590万円 | 59,000pt | 40,000pt | 99,000pt | ±0円相当 |
| 700万円 | 70,000pt | 110,000pt | 180,000pt | +81,000円相当 |
※通常ポイントを1ポイント=1円相当として単純計算しています。継続&利用特典は年間利用額に応じて40,000ポイントまたは110,000ポイントのいずれかが付与されます。実際の集計期間・対象外利用などは公式情報をご確認ください。
この計算だけを見ると、年間590万円程度のカード利用で、
- 通常ポイント:約59,000ポイント
- 継続&利用特典:40,000ポイント
となり、合計が99,000ポイント相当になります。
つまり、400万円以上700万円未満の利用だけで考えた場合、単純計算上の損益分岐点は約590万円です。
ただし、これはあくまでポイントを1ポイント=1円相当として単純化した計算です。
実際には、ポイントの利用方法や対象外となる支払いなどによって結果は変わります。
700万円利用すると何が変わるのか
Visa Infiniteを長期利用するうえで大きなポイントになるのが、年間700万円という利用額です。
年間利用額が700万円以上になると、継続&利用特典は40,000ポイントから110,000ポイントへ変わります。
通常ポイントだけでも、
700万円 × 1% = 70,000ポイント
です。
ここに110,000ポイントの継続&利用特典が加わるため、単純計算では年間180,000ポイントとなります。
ただし、ここで注意したいのは、700万円を少し超えたから、その年に突然180,000ポイントがもらえるという意味ではないことです。
継続&利用特典は前年の年間利用額を基準に判定され、特典はカードの入会月を基準とした所定の期間について適用されます。
そのため、実際の利用計画では「今年いくら使ったか」だけでなく、「翌年度の特典にどう反映されるか」まで考える必要があります。
SBI証券のクレカ積立を組み合わせる場合
Visa Infiniteには、SBI証券での「三井住友カードつみたて投資」という選択肢があります。
2026年9月時点では、対象カードの年間カード利用額に応じて、Visa Infiniteのクレカ積立還元率は以下のように設定されています。
- 年間700万円以上:4.0%
- 年間500万円以上:3.0%
- 年間300万円以上:2.0%
- 年間300万円未満:1.0%
毎月10万円、年間120万円を積み立てた場合、4.0%なら48,000ポイント、3.0%なら36,000ポイント、2.0%なら24,000ポイントとなります。
【ここに「クレカ積立を含めた場合」のHTML表②を挿入】
| 年間カード利用額 | クレカ積立 還元率 |
年間積立額 120万円 |
積立による 年間ポイント |
|---|---|---|---|
| 300万円未満 | 1.0% | 1,200,000円 | 12,000pt |
| 300万円以上 | 2.0% | 1,200,000円 | 24,000pt |
| 500万円以上 | 3.0% | 1,200,000円 | 36,000pt |
| 700万円以上 | 4.0% | 1,200,000円 | 48,000pt |
※年間120万円を毎月10万円積み立てた場合の単純計算です。クレカ積立の還元率は対象カードの年間利用額などの条件によって決まります。上記は2026年9月時点の公式情報をもとにした整理であり、実際の適用条件・判定期間・ポイント付与条件については三井住友カードの公式情報をご確認ください。
ここで重要なのは、クレカ積立の還元率は年間カード利用額に応じて決まり、その判定の考え方を理解しておく必要があるということです。
「今年400万円使ったから、今年の積立が2%になる」と単純に考えるのではなく、公式の判定期間・適用時期を確認して計画する必要があります。
「400万円+クレカ積立」という考え方
年間700万円のカード利用は、誰にとっても簡単な金額ではありません。
私自身も、単純にポイントを増やすためだけに無理な決済を集めることには慎重です。
そこで現実的な選択肢として考えたいのが、
「年間400万円程度のカード利用を確保し、クレカ積立も組み合わせる」
という方法です。
年間400万円を利用すると、通常ポイントは40,000ポイント。
さらに継続&利用特典が40,000ポイントなので、カード利用だけで合計80,000ポイントとなります。
年会費99,000円との差は19,000円です。
ここにクレカ積立によるポイントを加えることで、年会費との差をさらに縮めることができます。
ただし、クレカ積立の還元率は年間カード利用額に応じて決まるため、「400万円利用+積立をすれば必ず年会費が無料になる」と単純化しないことが大切です。
私の場合は、ポイントだけを目的に決済額を増やすのではなく、もともと必要だった支出をどこまで集約できるか、という視点で考えています。
年間利用額に含まれない支払いに注意
Visa Infiniteの年間利用額を考えるとき、もう一つ重要なのが対象外となる利用です。
たとえば、三井住友カードの公式案内では、年会費や三井住友カードつみたて投資、キャッシング、特定の電子マネーへのチャージなどが継続&利用特典の集計対象外として案内されています。
一方、税金・家賃・公共料金などは対象となる利用の例として案内されていますが、個別の支払い方法や利用先によって扱いが異なる場合があります。
そのため、
「この支払いをVisa Infiniteに集約すれば700万円達成」
と考える前に、公式サイトで対象・対象外を確認することが大切です。
「700万円のために無理をしない」という選択
Visa Infiniteを使い始めると、年間700万円という数字が一つの目標に見えてきます。
しかし、ポイントを得るために不要な買い物をしたり、手数料の高い支払いを無理にカードへ集約したりすれば、本来の目的から外れてしまいます。
私が重視しているのは、
「もともと必要だった支出を、できる範囲で集約する」
という考え方です。
たとえば、
- 日常の買い物
- 固定費
- 公共料金
- 旅行や出張に伴う支払い
- 家族カードの利用
- 対象となる税金・公的支払い
などです。
一方で、年間利用額の条件を達成するためだけに不要な支出を増やすのであれば、それは本末転倒です。
私が2年目以降に確認したい3つの数字
Visa Infiniteを長く使うかどうかを考えるなら、私は次の3つを毎年確認したいと思っています。
① 年間カード利用額
400万円に届いているのか。
700万円に届いているのか。
この数字によって継続&利用特典が変わります。
② クレカ積立の還元率
年間カード利用額に応じて、クレカ積立の還元率が変わります。
最大4%という数字だけを見るのではなく、自分が実際にどの条件に該当するのかを確認します。
③ 年会費以外に得られた価値
ポイントだけでなく、
- ラウンジ
- コンシェルジュ
- ホテル・旅行関連の特典
- 日常の決済での利便性
など、自分が実際に利用したサービスも振り返ります。
カードの価値は、ポイントだけでは測れないからです。
2年目以降のVisa Infiniteをどう考えるか
ここまで計算してみると、Visa Infiniteは「年間700万円使わなければ意味がないカード」と単純に考える必要はないことが分かります。
年間400万円の利用でも継続&利用特典は得られますし、クレカ積立やその他の特典を自分の生活に組み合わせることもできます。
一方で、700万円という利用額を達成できる人にとっては、継続&利用特典が110,000ポイントになるため、年間利用額の違いによる差はかなり大きくなります。
私の場合は、
「700万円を達成するためにカードを使う」のではなく、「普段の支出を集約した結果として700万円に届くか」
という順番で考えています。
この考え方なら、ポイントを追いかけすぎず、自分の生活にカードを合わせることができます。
まとめ:2年目以降は「自分の利用実績」で判断する
Visa Infiniteの2年目以降を考えるとき、年会費99,000円という数字だけを見ると高額です。
しかし、
- 年間400万円以上の利用で40,000ポイント
- 年間700万円以上の利用で110,000ポイント
- クレカ積立は年間利用額に応じて最大4%
- 通常利用では100円につき1ポイント
という仕組みを、自分の利用状況に当てはめて考えることができます。
私が2年目以降に重視したいのは、「最大○ポイント」という数字ではありません。
実際に自分がどれだけカードを利用し、どの特典を使い、その結果として年間99,000円の年会費にどれだけの価値を感じたのか。
この振り返りこそが、カードを持ち続けるかどうかを考える材料になると思っています。
Visa Infiniteを検討している方も、まずはご自身の年間カード利用額と、実際に使いたい特典を書き出してみると、自分にとっての継続価値が見えやすくなるはずです。




