【体験談】地下鉄のタッチ決済を使ってみた。定期券・Suica・クレカを使い分ける理由
こんにちは、マキです。
都内の病院で働く50代の勤務医です。
東京メトロや都営地下鉄では、タッチ決済対応のクレジットカードやスマートフォンを改札機にかざして、そのまま乗車できるサービスが広がっています。
私も実際に使ってみて、
「SuicaやPASMOがあるのに、クレジットカードで地下鉄に乗る意味はあるの?」
と最初は思っていました。
ところが使ってみると、チャージの必要がないことや、カードの利用履歴をまとめて管理できることなど、交通系ICとは違った便利さを感じるようになりました。
一方で、交通系ICより運賃が高くなる区間があるなど、すべての場面でタッチ決済が適しているわけではありません。
そこで今回は、私が実際に使っている
「モバイルPASMO」
「モバイルSuica」
「クレジットカードのタッチ決済」
をどのように使い分けているのか、メリットとデメリットを整理します。
※この記事は2026年9月時点の情報と、私自身の利用体験をもとにしています。サービス内容や利用条件は変更される場合があります。
私が実践している3つの交通系決済の使い分け
現在の私は、移動の目的に応じて交通系決済を使い分けています。
| 利用シーン | 利用する決済 | 私の使い方 |
|---|---|---|
| 毎日の通勤 | モバイルPASMO | 定期券として利用 |
| JR線・新幹線 | モバイルSuica | JRや新幹線を利用するときに使用 |
| 休日の地下鉄 | Visaのタッチ決済 | チャージせずスマートフォンで乗車 |
私の場合、通勤では定期券を利用しています。
一方、JRや新幹線を利用するときはモバイルSuica。
そして、休日などの地下鉄移動では、タッチ決済対応のVisaカードをスマートフォンで利用することがあります。
すべてを一つの決済方法に統一するのではなく、それぞれの便利なところを使う。
これが現在の私には一番使いやすい方法です。
地下鉄のタッチ決済はどうやって使う?
東京メトロでは、タッチ決済対応のクレジットカードや、対応カードを設定したスマートフォンなどを改札機の読み取り部にタッチして乗車できます。
2026年3月25日からは、東京メトロや都営地下鉄を含む関東の鉄道事業者11社局で、タッチ決済による後払い乗車サービスの相互利用も始まりました。
事前に乗車券を購入する必要がないため、対応する改札機でタッチするだけで乗車できます。
私の場合は、スマートフォンに設定したVisaのタッチ決済を利用しています。
ここで一点注意したいのは、「Vpassそのものを改札にタッチしている」という意味ではないことです。
実際には、タッチ決済対応のカードを設定したスマートフォンなどを利用します。
実際に使って感じたメリット
チャージ残高を気にしなくてよい
交通系ICを利用していると、
「残高はいくらだったかな?」
と確認することがあります。
特に、久しぶりに使うときには、残高不足が少し気になります。
タッチ決済による後払い乗車では、事前に交通系ICへチャージする必要がありません。
改札で対応するスマートフォンをタッチして、その利用分が後からカードに請求されます。
私にとっては、この「チャージを考えなくていい」という点がかなり便利でした。
忙しい日に、交通系ICの残高を確認するという小さな作業が一つ減るだけでも、意外と快適です。
ICカードの残高を使い切る必要がない
交通系ICを長期間使っていると、数百円程度の残高が残ってしまうことがあります。
もちろん日常的に使うのであれば問題ありません。
ただ、複数の交通系サービスを使い分けている私の場合、残高管理が少し複雑になることがあります。
タッチ決済なら、その都度の乗車料金がカード利用として処理されるため、交通系ICに残高を残しておく必要がありません。
このシンプルさは、私には合っていました。
スマートフォンだけで乗車できる手軽さ
タッチ決済対応のスマートフォンを使えば、財布からカードを取り出す必要がありません。
普段からスマートフォンを持ち歩いているので、
「財布を出す」
↓
「カードを取り出す」
↓
「改札にタッチする」
という動作を省けます。
特に休日のちょっとした地下鉄移動では、この手軽さを便利に感じています。
一方で、交通系ICより不利な場面もある
| 比較項目 | タッチ決済 | 交通系IC |
|---|---|---|
| 運賃 | 10円単位 | 1円単位 |
| 事前チャージ | 不要 | 必要 |
| スマートフォンでの利用 | 対応 | 対応 |
| 利用履歴 | カード・専用サービス等で確認 | 交通系ICの履歴で確認 |
※東京メトロ・都営地下鉄のタッチ決済乗車について整理しています。利用可能な路線・駅、運賃、対応媒体などは変更される場合があります。最新情報は各鉄道事業者の公式案内をご確認ください。
タッチ決済は便利ですが、交通系ICの完全な代替になるわけではありません。
私が実際に使ってみて、特に注意したいと感じたのが運賃です。
10円単位運賃が適用される
東京メトロと都営地下鉄では、タッチ決済による乗車には普通旅客運賃の10円単位運賃が適用されます。
一方、ICカードでは1円単位運賃が適用されます。
たとえば都営地下鉄では、
180円(きっぷ・タッチ決済)
178円(ICカード)
のように差が生じる区間があります。
したがって、
「少しでも運賃を安くしたい」
という目的なら、交通系ICの方が有利になるケースがあります。
私はこの差を理解したうえで、タッチ決済の手軽さを優先したい場面で利用しています。
改札機の場所は事前に確認したい
タッチ決済が使える改札機には、専用の読み取り部があります。
東京メトロでは、幅広型の自動改札機に設置された読み取り部を利用する案内になっています。
そのため、Suicaなどを使う感覚で、どの改札でも同じようにタッチできるとは限りません。
初めて利用する駅では、対応している改札機を確認しておいた方が安心です。
また、東京メトロでは2026年7月から銀座駅・上野駅の一部改札口で、クレカ乗車・QR専用改札機の実証も始まっています。
今後、こうした設備が増えていけば、さらに利用しやすくなる可能性があります。
ラッシュ時より、私は休日の移動で使いやすいと感じる
私自身は、タッチ決済を主にプライベートの地下鉄移動で利用しています。
理由はシンプルです。
通勤時は定期券を使っているため、あえて別の決済方法を使う必要がありません。
また、混雑した時間帯に初めて利用する駅の改札を探すより、時間に余裕のある休日の移動の方が、タッチ決済のメリットを感じやすいからです。
これはあくまで私自身の使い方ですが、
「通勤=定期券」
「JR=モバイルSuica」
「休日の地下鉄=タッチ決済」
という分け方にすると、かなり分かりやすくなりました。
タッチ決済利用時に知っておきたい注意点
実際に利用する前に、いくつか知っておきたい点があります。
東京メトロ・都営地下鉄の公式案内では、入場時と出場時には同じカード・媒体を利用する必要があります。
たとえば、
「入場はクレジットカード」
「出場はスマートフォン」
という使い方はできません。
また、定期券や一日券など他の乗車券との併用、乗り越し精算などにも制限があります。
タッチ決済は便利ですが、交通系ICとまったく同じ使い方ができるわけではありません。
この点は、初めて利用する前に確認しておきたいところです。
私にとっての「最適な使い分け」
ここまでを整理すると、私の場合は次のようになります。
通勤
→ モバイルPASMOの定期券
JR・新幹線
→ モバイルSuica
休日の地下鉄
→ Visaのタッチ決済
どれか一つが絶対に優れているということではありません。
それぞれに得意な場面があります。
交通系ICは運賃面や対応範囲の広さが魅力。
タッチ決済はチャージ不要で、スマートフォンからそのまま乗車できる手軽さが魅力。
私は、この違いを理解したうえで使い分けています。
まとめ――便利さと運賃のバランスで選ぶ
地下鉄のタッチ決済を実際に使ってみて、私が一番便利だと感じたのは、
「チャージ残高を気にせず、そのまま乗れること」
でした。
一方で、東京メトロ・都営地下鉄ではタッチ決済に10円単位運賃が適用されるため、ICカードより運賃が高くなる区間があります。
そのため、
「いつでもタッチ決済」
とするのではなく、
「便利さを優先したいときはタッチ決済」
「運賃を少しでも抑えたいときは交通系IC」
という使い分けが、私には合っています。
50代になってからは、ポイントを最大化することだけではなく、
「自分の生活の中で、どの方法が一番ストレスなく使えるか」
も重視するようになりました。
交通系ICとタッチ決済。
それぞれの特徴を理解して、自分の生活動線に合わせて使い分ける。
これが、現在の私にとっての交通系決済の「最適化」です。




